教育実習生から感想をいただきました⑦
令和5年6月14日(水)
教育実習を終えた実習生から私に届いた感想の七人目です。
〇M.Aさん【音楽】(お茶の水女子大学文教育学部)
開智での3週間の教育実習は、私にとってかけがえのない充実した時間となりました。
開智としては珍しい「音楽」という授業で、実習生として受け入れて頂きました。
私の行った音楽の授業は、普段行うことの少ない作曲分野でした。そのため、音楽を全く知らない生徒はもちろん、楽器経験のある生徒も難しく感じたと思います。しかし、生徒皆さんが一生懸命音を紡いで下さったおかげで、 全55個のチーム色溢れた間奏曲が出来ました。中には類まれなる才能を持つ生徒もいて、驚きつつ、羨ましいと、音楽を専攻する者ながら思っておりました。
5教科の片手間になりやすい音楽という授業で、どうしたら生徒は積極的に取り組んでくれるだろうかと、教育実習前から毎日考えていました。そのため、「先生の授業楽しかった」という何気ない言葉が本当に嬉しく、一生懸命授業内容を考えたかいがあったと感じました。
教育実習中、私の大学を志望している生徒や、「音楽と勉強両方頑張りたい」という私と似た生徒の受験相談に乗ることが出来たのも嬉しかったです。皆さんの合格を心から祈っています!
また、HR、清掃時間、休み時間など生徒と過ごす時間が本当に楽しかったです。3週間、生徒からたくさんのエネルギーと幸せを貰いました。
教育実習というと辛いイメージがあり、初めは不安もありましたが、今ではもう一度教育実習をしたい!と思うほど楽しかったです。この3週間で教師という職業はどれだけやりがいがあり、楽しい職業であるのか再確認しました。実習のない今でも6時に起きては寂しくなります。
最後になりますが、教育実習中に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。