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1年生校外行事報告です

展示の前でプレゼンする様子

令和6年9月19日(木)

 昨日は、1学年の校外行事である「Academic Inquiry」(AI)が行われました。日本語に直訳すれば「学問探究」となるのでしょうか。

 開智では、教育課程に位置付けられている「総合的な探究の時間」において、2年間の探究活動を実践しています。その活動を本校のオリジナルなネーミングでContemporary Issue(CI)と呼んでいます。研究課題を設定し、約1年かけて調査研究を行い、課題の解決への自分なりの方策を考察します。ポスター形式で一人一人がクラスで発表活動を行った後、2学年の最後に論文にまとめて学校に提出します。

 1年生で行うAIは、CIにつなげる事前学習として行う、探究活動の1日体験です。

 東京国立博物館と国立科学博物館を順番に巡り、各自選んだ展示の前でグループのメンバーにその展示の内容についてプレゼンを行うという活動です。

 引率した担任に、活動の様子を書いてもらいましたので下に紹介します。

 

『午前に東京国立博物館と国立科学博物館を回りました。まずはその両博物館で自分の興味のある展示を見つけてプレゼン資料を作成、午後にその展示の前でプレゼンをするという1日でした。

強く興味の惹かれる展示に長い時間をかけて観察する生徒や、なかなか発表で使う展示を決められなくて様々なエリアに足を運ぶ生徒など、それぞれ違った過ごし方をしていました。

午後のプレゼンでは展示パネルには記載されていない標本の細かな特徴を捉えて分かりやすく話しをする生徒が多数おり、プレゼンのクオリティの高さに驚かされました。』