校長挨拶

校長 加藤  克巳

和の中で、個を活かす。

 開智高等学校は生徒のみなさんの主体性をとても尊重しています。
 開智の主体性の根底にあるもの、それは
 ①日々の授業を学校生活の核と捉え、共に学ぶ仲間と切磋琢磨しながら、充実した時間に創り上げていこうとする意欲と姿勢。
 ②学校行事や委員会活動など異学年で構成される教育活動について、仲間とのコミュニケーションを大切にしながら、ともにより良いものを創り上げていこうとする意欲と姿勢。
 ③論理的に思考し、その思考プロセスを言語化し、表現することの重要性の認識。
 ④グローバル化が進むなかで、国内外の社会課題に関心を持ち、国際社会のより良い発展に貢献できるリーダーにふさわしい、次のような態度を身に着けようとする意欲、
 ・クリティカルな(物事を多角的に検討し、洞察し、評価する)態度
 ・当事者意識をもって課題を解決しようとする態度
 ・自己の確立とともに他者意識を持ち、互いの違いを認め合い、尊重しようとする態度
です。


 日々の学校生活の中のあらゆる場面において、決して自己満足に終わることなく、自他のバランスの中から課題に応じた最善解を創造していこうとすること。これが「開智の主体性」です。
 自らの主体性に磨きをかけるために日々奮闘している開智生への応援を、ぜひよろしくお願いいたします。