終業式、クリスマスをテーマに話しました
1年生柿村さんの伴奏
クリスマスをテーマに校長講話
2年生小林さんの表彰
令和6年12月20日(金)
本日2学期の終業式。長い2学期もあっという間でした。
校歌のピアノ伴奏は、1年生の柿村奈那さんにお願いしました。とても力強いタッチで見事な伴奏だったと思います。
校長講話のテーマはクリスマス。「世界で一番有名な社説」として120年以上も世界で語り継がれているニューヨークのサン新聞社の社説を取り上げました。
1897年、8歳のヴァージニアという名の女の子が、「サンタは本当にいるの?」という質問の手紙をサン新聞に送ったことから話は始まります。サン新聞は、バージニアの質問に対する回答を社説欄に掲載したのですが、それがとても心温まる素晴らしい名文だったので、当時とても話題になり、その後毎年クリスマスの時期になると繰り返しその文章を紙面に掲載したところから、この話が世界中に広まっていったのです。
社説は、「サンタクロースは、たとえ実際に目にすることはなくても確かに存在していて、愛や思いやりといった心の在り様と同じように、私たちの人生に最高の美と喜びを与えてくれる存在だ」としています。サンタクロースの存在を肯定的に伝えることで、世の中の目には見えないけど価値のあるもの(愛、思いやり、人に尽くす気持ちといったもの)の存在を見ようとする大切さを説いています。本当に名文だと思います。
今日の講話で、スライドを使ってこの社説の一部を英語の原文で生徒に紹介しました。
終業式後には、この社説全文の英文を生徒に一斉メールで送信しました。一人でも多くの生徒に、「世界で一番有名な社説」をぜひ原文で味わってほしいと思います。
最後に、2年生の小林千華さんの表彰を行いました。陸上新人大会女子800mで見事県6位の成績でした。おめでとうございます。小林さんは、埼玉県の強化選手に指定され、今、県内のトップ高校生と練習を共にしています。是非来年のインターハイで納得のいく成績を残してほしいですね。頑張ってください。