第43回入学式
令和7年度入学式を執り行いました。
283名の新入生のみなさん
ご入学おめでとうございます。
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新入生入場


誓いの言葉
柔らかな春風に心華やぐ季節となりました。新たな命が芽吹き始めるこの良き日に、私達283名はこの開智高等学校の門をくぐり、これから始まる高校生活への希望に胸を膨らませています。本日は私達の為にこのような素晴らしい式を執り行って頂き、新入生一同心より感謝致します。
私達の中学校生活は、三年間を通じて大きな変化がありました。入学当初は感染症の影響で様々な制限がありましたが、私達は新しい環境を受け入れ、仲間と互いに心で歩み寄っていきました。その後は感染症も落ち着き、三年生の頃には、仲間のマスクを外した笑顔を見られることが増えていきました。こうして困難を乗り越えた経験を高校生活に生かし、どんな状況でもその時できることを考え、仲間と助け合っていきたいです。
私達新入生は、今日から新たな学校生活に足を踏み入れようとしています。ここでどのような経験をして、どのような人と出会い、どのような学びを得るのか。私達は期待で胸がいっぱいです。新しい環境や難しくなる勉強などに不安もありますが、この三年間が私達にとって貴重な財産になることを信じて、様々な困難も乗り越えていきたいと思います。
そして、校長先生をはじめとした諸先生や二、三年生の先輩方、新しい環境の中で分からないことばかりの私達ですが、厳しくも温かくご指導くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
最後になりますが、本日ここに集う新入生全員、それぞれの夢や目標に向かって邁進し続け、高校生活での学びを糧に自分の未来を切り開く決意を表明し、誓いの言葉とさせて頂きます。
令和七年四月七日
新入生代表 山下由美子
新入生歓迎の言葉
春の暖かな風と共に、沈丁花の香りが広がるように、皆さんの新しい学びの旅が始まります。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。まずは在校生一同、心より皆さんを歓迎いたします。ようこそ開智高校へ。 本来、新入生歓迎の言葉というと「入学おめでとうございます」や「これから頑張りましょう」といった言葉でまとめられるものかもしれません。しかし、皆さんが入学したのは 「開智高校」 です。だからこそ、私たちはただの歓迎の言葉や励ましの言葉ではなく、皆さんにこれからの高校生活をどう過ごすべきか、少しでも考えてもらうきっかけを作りたいと思います。
開智高校が大切にしているのは、「主体性を持って行動する力」です。これからの時代、ただ与えられた知識を吸収するだけではなく、自ら考え、決断し、行動することが求められます。先生方や先輩たちは、皆さんの成長を全力でサポートします。しかし、最後に自分の道を切りひらくのは、皆さん自身です。
失敗を恐れず、一歩踏み出してください。疑問に思ったことは、自ら調べ、周りと議論し、納得のいく答えを見つけてください。目標を持ち、挑戦し続けてください。その積み重ねが、皆さんを大きく成長させます。この3年間は、皆さんの人生の中でも特別な時間です。新しいことに挑戦し、自分自身と向き合い、成長する絶好の機会です。しかし、ここで覚えておいてほしいのは、高校生活はあっという間に過ぎてしまう ということです。今この瞬間も、卒業までのカウントダウンは静かに進んでいます。 今、まだ自分の将来像がはっきり見えていない人もいるでしょう。でも、それでいいのです。大切なのは、自分が後悔しないような日々を送るという意識を持つということです。目の前のことに果敢に挑戦し、試行錯誤を重ねながら、自分の理想の未来を少しずつ描き、それを実現するために努力を続けてください。
皆さん、高校生活を送るうえで全力で頑張ることはもちろん大切です。でも、正直に言います。常に全力でいるのは不可能です。私も最初は3年間、常に100%の力を出し続けようと意気込んでいました。しかしすぐこれは続かないと気がつきました。全てを完璧にこなそうとすると、どこかで力尽きてしまいます。だからこそ、時には 100%の力を使わないというバランス感覚も大事です。でも、ここで大切なのは、手を抜くこととサボることは違うということです。本当に重要な場面ではしっかり全力を出せるようにすること。 これが高校生活をうまく乗り切るコツです。だから、皆さんも全てを100%で頑張ろうと気負いすぎず、頑張るところは頑張る、休むときはしっかりと休む。 このメリハリを大切にしてください。
そして、皆さんの高校生活が勉強だけで終わってしまうことのないようにしてください。もちろん、学業に励むことは非常に重要です。しかし、私は皆さんに全力で遊ぶことも大切にしてほしいと考えています。もう一度言います。遊びましょう。 友人と笑い合い、思い切り楽しみ、新しいことに挑戦する。そのすべてが、皆さんの高校生活をより充実したものにします。遊びこそが、最高のエネルギーチャージになります。たくさん遊び、思いっきり青春を感じてください。そうすることで、次に向かうべき努力への活力が生まれます。全力で楽しみ、心から笑うことを忘れないでください。
私自身が皆さんと同じように新入生だった頃、不安と期待が入り混じる気持ちを抱えていました。しかし、先生方や先輩、仲間たちと支え合うことで、多くの困難を乗り越えてきました。だからこそ、今この場で皆さんに伝えたいことがあります。それは、決して一人ではないということです。 困難に直面したときは、どうか周囲に頼ってください。自分の力だけで乗り越えようとする必要はありません。この学校には、皆さんを支える多くの仲間や先生方がいます。その存在を忘れず、安心して高校生活を送ってください。
最後に、改めて新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。 どのような理由であれ、皆さんは開智高校の生徒です。今日この場にいることに「誇り」を持ってください。これからの3年間をどのように過ごすかで、皆さんの未来は大きく変わります。恵まれた環境を最大限に活かし、自分の可能性を信じ、前向きに歩んでいってください。
皆さんがこれから迎える学校生活が、充実したものとなるよう、心より願っています。
令和七年四月七日
在校生代表 金井 瑚青
入学許可



校長式辞

誓いの言葉


歓迎の言葉


校歌紹介


担任紹介①

担任紹介②

新入生退場①

新入生退場②

記念撮影①

記念撮影②

祝電

各中学校先生、関係各位の皆様より新入生に対し、祝電を頂戴いたしました。
ありがとうございました。