卒業式
令和7年度卒業証書授与式を執り行いました。
卒業生入場
卒業証書授与
送辞
気づけば、見慣れた長い通学路から、春の暖かな陽気を感じることのできる季節となってまいりました。この良き日に、旅立ちの時を迎えられた卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。また、ご多忙の中、ご来賓の皆様、保護者の皆様におかれましてもご臨席賜り、厚くお礼申し上げます。本日、皆様の晴れ舞台を拝見することの叶わなかった在校生を代表し、心よりお祝い申し上げます。
先輩方と初めて出会ったのは、昨年の新入生歓迎会でした。開智高校についての紹介だけでなく、高校生としてのあるべき姿を教えてくださいました。私たちはそんな先輩方に大きな勇気をもらい、また、強く憧れました。
時鐘祭、そして体育祭も、私たちにとって忘れられない思い出です。企画の立案から準備、当日の運営まで、すべてを生徒自身の手で作り上げなければならない中、先輩方は、私達下級生を力強く引っ張ってくださいました。仲間と協力することの大切さ、一つの目標に向かって本気で取り組むことの素晴らしさを、背中で示してくださったのは先輩方でした。そんな先輩方も、受験が近づいてくると放課後の自習室や、電車の中で参考書を広げ、真剣な表情で問題に向き合う姿を何度も目にするようになりました。目標に向かって黙々と努力を重ねる姿は、私たちにとって何よりの刺激でした。自分の将来と真剣に向き合うその姿から、夢を実現させることの大変さ、そしてそれに必要な努力の大切さを教えていただきました
先輩方は、辛いときや楽しいときも常に目標に向かって一生懸命取り組んでいました。そして忙しい時や大変なときでも私達下級生を気にかけ、相談に乗ってくださいました。私達は先輩方の背中から、人として大切なことをいくつも学びました。私達は先輩方から学んだことをしっかり胸に秘め、開智高校をさらに発展させていきます。また、先輩方が築き、託してくださった伝統と思いを、後輩たちへと繋いでいきます。今まで、私達下級生の模範として、またこの、開智高校のリーダとして過ごしてくれたこと、心から感謝しています。本当にありがとうございました。
今日、この学び舎を巣立っていかれる先輩方の前には、それぞれの新しい道が広がっています。不安や困難に出会うこともあるかもしれません。しかし、ここで過ごした日々と、共に笑い、共に努力した仲間との思い出が、きっと皆さまの支えになるはずです。私達は、そんな先輩方の事をこれから先も応援しています。
どうかこれからも、自分を信じ、夢に向かって力強く歩んでください。そして、時には母校を思い出し、私たち後輩のことも思い出していただけたら幸いです。
卒業生の皆さまのご健康と、輝かしい未来を祈念し、ありがとう、そしてさようならを付け加え、送辞の言葉とさせていただきます。
在校生代表 2年1組 西野安珠
答辞
厳しい冬が慈恩寺の地から去り、春風とともに花々は芽吹き、木々が静かに目覚める季節となりました。柔らかな日差しの中、確かな春の訪れを感じるこの日、私たち四十一期生は開智高等学校の卒業の日を迎えることとなりました。三年間通い続けたこの学び舎を巣立つ時を迎え、胸には喜びとともに、言葉に尽くし難い感慨が込み上げてまいります。
本日は、校長先生をはじめ諸先生方、保護者の皆様、そして多くの方々のご臨席を賜り、このような厳粛かつ盛大な卒業式を挙行していただきましたことを、卒業生一同、心より御礼申し上げます。
三年前の春、私たちはそれぞれの思いを胸に、この開智高等学校の門をくぐりました。まだ慣れない通学路は、今よりもはるかに長く感じられたものです。期待と希望に胸を膨らませる一方で、少なからぬ不安を抱えて始まった高校生活でした。慣れない学校生活を自分たちの手で形にしていく日々は、十五、十六歳の私たちにとって決して容易なものではなく、まさに試行錯誤の連続でした。
結成間もないクラスで作り上げた文化祭。高校生活初めての級友との共同作業は、戸惑いながらも互いを理解し合い、友情を深める大切な時間となりました。文化祭や体育祭などの学校行事において先輩方が示してくださった姿は、私たちにとって大きな指標となりました。その背中を追いながら、創造することの喜びと行動することの大切さを学びました。
やがて学校を支える立場となった二年生では、目まぐるしくも充実した日々でした。初夏の文化祭では、コロナ禍からの復活という状況の中、限られた情報のもと調理団体の再開を目指すとともに、例年にない規模の門の建造にも挑戦しました。困難な試みではありましたが、仲間たちの強い意志と献身によって、無事成功へと導くことができました。
また、悪天候により体育祭は中止となりましたが、その陰には実現に向けて尽力してきた実行委員の努力がありました。その姿は、結果の如何にかかわらず、過程にこそ価値があることを私たちに示してくれました。勉学とそれぞれの活動との調和を模索したこの一年は、責任と自覚を育む、かけがえのない経験となりました。
受験が本格化した三年生。長い時間机に向かい、思うように結果が出ず、焦りや不安に心が揺れることもありました。しかし三角コーナーへ行けば、そこにはいつも仲間の姿がありました。互いに励まし合い、何気ない言葉を交わすひとときが、私たちの心を大きく支えてくれました。最後まで全力で駆け抜けたこの一年は、勉学と課外活動の両面において、最高学年として後輩に胸を張って背中を示すことのできた一年であったと感じています。
開智での三年間は、私たちの視野を大きく広げてくれました。中学校を卒業し、これまでの世界からさらに広い社会へと目を向けていく中で、自分には何ができるのか、何をすべきなのか、そして何がまだできないのかを考える機会を得ることができました。
等身大の自分を見つめ直す機会を得ることができたのは、生徒一人ひとりの選択が尊重される開智の教育環境があったからです。さまざまな選択が尊重される中で、私たちは自ら考え、判断し、行動することの大切さを学んできました。そしてその経験の中で、それぞれが自分なりの道を見つけていくことができたのではないかと思います。
今、私たちは新たな人生の段階へと歩み出そうとしています。それは、かつて思い描いていた道である人もいれば、思いがけない道である人もいるでしょう。しかし、開智での三年間で得た経験や学びを胸に、私たちはそれぞれの場所で自分なりに歩みを進めていくことができると信じています。
このかけがえのない三年間を支え続けてくださった保護者の皆様、温かく導いてくださった先生方、学校生活をより豊かなものにしてくださった先輩方や後輩の皆さん、そして大切な仲間たちに、心より感謝申し上げます。
私たち257名は、花積の丘でそれぞれに花開き、今日、それぞれの未来へと羽ばたいていきます。ここで出会った仲間との絆や様々な経験を胸に、これから歩むそれぞれの場所においても、誠実に努力を重ね、自らの道を切り拓いていくことを誓います。
結びに、私たちを育ててくださった母校、開智高等学校に深い感謝の意を表するとともに、さらなる発展を心よりお祈り申し上げ、答辞といたします。
令和八年三月十七日
第四十一期卒業生代表 金井 瑚青
表彰
大村賞
優秀賞
皆勤賞
学校へ記念品贈呈
学校から記念品贈呈
同窓会から記念品贈呈
校長式辞
在校生送辞
卒業生答辞
卒業生答辞
式歌・校歌斉唱
卒業生退場
卒業生退場
卒業祝賀会
祝電
関係各位の皆さまより祝電を頂戴いたしました。
ありがとうございました。




