卒業式

令和6年度卒業証書授与式を執り行いました
卒業生入場


卒業証書授与



送 辞
ご卒業おめでとうございます。本日ここに、3年生の皆さんの門出を祝うこの場に立ち、送辞を述べさせていただけることを光栄に思います。3年間という短い期間ではありますが、濃密で充実した高校生活を送られた先輩方にとって、今日という日は、新たな道への一歩を踏み出す重要な節目となります。高校生活の中で、先輩方が築き上げてきたもの、残してくださったものは、私たち後輩にとってかけがえのない宝物です。私自身、生徒会の副会長として、またバスケ部のマネージャーとして活動する中で、多くの先輩方に支えていただきました。時には立ち止まることもありましたが、そのたび優しく、そして的確にアドバイスをしてくださる先輩方の温かさに何度も救われました。また、勉強では日々の学びを大切にし、全力で取り組む姿を見せてくださった先輩方の存在は、私たちにとって大きな励みになりました。何事に対してもひたむきで、努力を惜しまず、自分の目標に向かって挑戦されていた先輩の姿を私は一生忘れないと思います。その姿に憧れ、私自身も「もっと頑張らなければ」と感じることが何度もありました。さらに、勉強面で悩んでいるとき、先輩方はいつも声をかけてくださり、具体的な参考書や勉強方法を教えてくださいました。成績がなかなか伸びず、落ち込んでいたときにも励ましの言葉をかけてくださったことは、今でも心に残っています。そのおかげで前向きに努力を続けることができ、目標を持って学びに取り組む力が育まれました。また、文化祭では先輩方の出し物がどれもクオリティが非常に高く、その工夫や熱意は私たち後輩に大きな影響を与えました。先輩方が一生懸命に準備をしている姿を見て、私たちもその情熱に触発され、より良い文化祭を作り上げたいという強い思いが芽生えました。先輩方の出し物には、ただ楽しませるだけでなく、観客との心のつながりを大切にする姿勢が感じられました。そのような経験を通して、私もあのような感動を与えられる出し物を作り、多くの人に楽しんでいただける文化祭を実現したいという目標ができました。先輩方が残してくださった伝統や温かな心は、後輩である私たちが必ず引き継ぎ、さらに発展させていきます。そして、先輩方が新たなステージで輝かしい未来を切り拓かれることを心より願っています。最後になりますが、これまでの多大なるご指導とご支援、心より感謝申し上げます。どうかお体を大切に、それぞれの夢に向かって羽ばたいてください。私たちも先輩方に負けないように頑張っていきたいと思います。改めまして、本日はご卒業おめでとうございます。
在校生代表 2年2組 中嶋 春香
答辞
寒さに凍てついた大地に、暖かな日差しが降り注ぎ、春の訪れを感じられる季節となりました。今日というこの良き日に、私達四十期生は開智高等学校を卒業します。
校長先生をはじめ、先生方、保護者の皆様、多数の方々のご臨席を賜り、この晴れやかな式典を開いてくださったこと、卒業生一同、心より感謝申し上げます。
振り返ると、開智で過ごした三年間、様々なことがありました。
コロナウイルスの影響で制限だらけだった中学校生活から一転、入学直後から、時鐘祭という入場制限はあるものの、一般公開がある大規模な学校行事に挑戦することとなりました。話し合いは四月から始まり、突然の自由に歓喜したり、困惑したりしながらも、クラスで一つの企画を創り上げました。こうした経験の積み重ねにより、創造力が磨かれたと思います。力を合わせて準備し、親睦を深め、暗い花積の丘を、みんなで下ったあの感動は忘れられません。
学校の中心となる二年生、委員会や部活動は私達が先導して進めていくこととなりました。様々な場面で責任を請け負うため、それぞれが多くの困難を経験したことと思います。しかし、仲間と知恵を出し合い、高め合うことで、主体性を磨き、努力することの大切さを学びました。困難を乗り越えた経験がこの先の人生の支えとなるでしょう。
後輩への引き継ぎを終えて三年生、受験生となりました。四十期生は、学校で独習して帰る人をあまり見かけない学年でしたが、遂に自習室や三角コーナーに赤い靴が見られるようになりました。特に情報スペースや三角コーナーでは、質問対応や学び合いが行われ、開智の良さを実感しました。受験を友人と助け合い、先生に支えていただき、学校全体で協力して乗り越えたと感じています。
私達がこんなにも活発に、自由に活動することができたのは、先生方の的確な助言や支えがあったからです。優しく、時に厳しく、背中を押してくださったからこそ、私達は様々なことに挑戦し、主体的に学校生活を送ることができました。
そして、保護者の皆様が日々の生活や心を暖かく支えてくださったからこそ、私達は安心して、全力で学校生活に望むことができました。
このような充実した三年間は、保護者の皆様、先生方、先輩や後輩、友達、全ての開智高等学校関係者がいたことで実現したものです。もしもここにいる誰か一人欠けていたら、今日の開智とは違うものとなっていたでしょう。皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
本日、私達四十期生は、開智高等学校を旅立ち、それぞれの道を歩み始めます。この先、楽しいこともあれば、経験したことのないような大きな壁にぶつかることもあるかもしれません。どんな時も、開智で得た経験、先生の教え、仲間との絆を糧に、創造の翼ではばたき、希望を胸に生きていきます。
最後に、卒業生一同、開智高等学校へ心から感謝を捧げると共に、さらなる発展をお祈り申し上げ、答辞といたします。
令和七年三月十七日
第四十期卒業生代表 森 歩睦
賞状等授与

大村賞

優秀賞

皆勤賞
校長式辞

学校へ記念品贈呈

学校より記念品贈呈

同窓会より記念品贈呈

在校生送辞

卒業生答辞①

卒業生答辞②

式歌・校歌斉唱①

式歌・校歌斉唱②

式歌・校歌斉唱③

卒業生退場①

卒業生退場②

卒業生退場③

卒業祝賀会


祝電

関係各位の皆様より祝電を頂戴いたしました。
ありがとうございました。