開智学園新任研修会
宍戸教育顧問による講義
関根教育顧問による演習風景
令和3年7月24日(土)
今日は、開智学園の各系列校の新任者を対象に新任研修会が岩槻キャンパスで行われました。教育委員会主導で経験年数に応じた教員研修を計画的に行っている公立学校とは違って、私学にはそのような制度はありませんから、私学の教員は、自己研修が基本です。開智学園のように、法人で自前の研修会を開いている私学がどれくらいあるのかよく分かりませんが、これもたくさんの系列校がある開智学園ならではのことかもしれません。
午前中の研修を参観しました。高等部の新任者3名が参加していることもあり、彼らがどのような指導を受けているのか見ておきたかったからです。
前半は宍戸教育顧問による「授業評価」についての講義でした。話し方、板書、規律指導など、指導技術のイロハを丁寧に解説されました。後半は、関根教育顧問による「1学期、教員として成長したか」のテーマで講義と演習が行われました。「私学の教員と公立の教員の違いとは?」「自分の学校の教育理念を言えますか?説明できますか?」といった設問に参加者同士で協議をしながら考えを深めていきました。最後の設問「私はどんな教員を目指す?」では、各人、将来の教員としての生き方を思索する機会となった事でしょう。
新任の先生方には、各学校の屋台骨を支える人材になってくれることを期待します。