令和３年８月３日（火）

　私学の生徒募集は１年中活発に動いています。本校でも塾を中心にした外回りは年度当初からフル回転で行い、受験生対象の説明会も夏休み以降本格的に開始となります。今年度第１回学校説明会が７月３１日（土）に校内で行われました。夏休み中の学校説明会は、当初７月と８月に１回ずつの予定でしたが、事前のWEB申し込みで、開始１５分で２回分の全席が埋まってしまい、申し込めなかった多くの受験生保護者からの要望に応え、急遽１回増やし、８月は２回開催としたところです。

　そうして迎えた第１回目でしたが、ここのところのコロナ感染者の急増が要因と思われますが、多くの当日キャンセルが出て、午前、午後、夕方のいずれの回も参加者は定員の半分から３分の２程度となってしまいました。厳しいコロナ禍の中でもご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。

　今年度も、生徒会役員によるスピーチは説明会の大きな目玉になっています。

　午前の部に登壇した黄金明日加さん（３年９組）は、１年生の時からやっているベテランです。毎回上手になっていて、今日も堂々とした最高のスピーチでした。開智の生徒主体の行事について、彼女自身の３年間の様々な経験を引き合いに出して、開智には自分のやりたいことを思いっきり挑戦できる場がある、と熱弁をふるってくれました。

　午後の部の竹内花奈さん（３年４組）も、真面目でしっかりした性格がにじみ出るスピーチで、素晴らしかったです。開智の良い所として、「自習室や学び合いスペースなど、勉強の環境が大変整っている」「先生と生徒の距離が近く、先生に何でも相談できる雰囲気がある」の２点を紹介し、開智のイメージアップに大いに貢献してくれました。

　夕方の部は、名スピーカー松﨑晴輝君（３年７組元生徒会長）です。彼の話し方、立ち姿はもはや生徒の域ではありません。参加者からはよく「先生じゃないんですか？」と驚かれます。彼も、開智の主体性を伸ばす教育を宣伝してくれました。また、「勉強での悩みは、勉強をすることでしか解決できません」という直球のアドバイスは見事でした。

　今回は下級生への見本という事ですべて３年生にスピーチしてもらいました。下級生は第２回説明会でのデビューに備え、後ろの席で熱心に聞いていました。次回、下級生に期待です。