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今年最後の学校説明会

保護者からの質問に答える三村さん

令和4年12月20日(火)

 一昨日の日曜日、今年最後の第8回学校説明会を行いました。

 校長あいさつも都合8回目となったわけですが、今年の校長あいさつの内容は、「入学選抜基準の変更」と「コース名の変更」との2点でした。

 「入学選抜基準の変更」は、Dコースの合格基準を厳しくするというものです。これは、ここ2年間、開智高校の入学者数が増大していることが背景にあります。定員が220名のところ、かつてなかった300名を超える入学者をここ2年連続で受け入れており、このままの状況が続くことは、施設面及びスタッフ面で大変厳しい状況に直面する可能性があります。Dコースの合格基準の難化はその状況を回避するための苦肉の対策です。何とか、来年度の入学者数は、定員に近い適正な規模にし、在校生に迷惑が掛からないようにしたいと考えています。

 また、「コース名の変更」については、Dコースの難化により、その上のSコースとの学力差がほとんどなくなることから、全体をSコースにまとめようというものです。ただ、習熟度別コース編成は3コースが合理的と考えていることから、便宜的にSコース内をS1とS2と細分化するものです。来年度は、T・S1・S2というコース名になりますが、2番目と3番目のコースは学力的にはほとんど差がないということを内外に示すためのコース名変更とご理解いただければ幸いです。

 さて、今年の学校説明会も、昨年同様生徒会生徒に大変助けていただきました。この最終回は日曜日開催にもかかわらず参加をしてくれました。今回もスピーチしてくれた2年生の三村香春(こはる)さんは、説明会後も片づけや中学生・保護者の質問への対応など、獅子奮迅の活躍でした。これまでのアンケートにも、生徒会の生徒が素晴らしかったというコメントが年間通じて多数記載されていて、生徒会の生徒たちが開智の生徒募集に大きな一役を担っていることは間違いありません。生徒会の皆さん、1年間どうもありがとうございました。

 年内はこれが最後の校長journalです。閲覧していただいている皆様、開智にご関心をお持ちいただきありがとうございます。どうか良いお年をお迎えください。