令和６年１０月１日（火）

　９月２９日（日）に行われた埼玉県高等学校陸上新人大会県大会において、女子８００ｍで、２年生の小林千華さんが６位入賞を果たしました。本人は、関東大会出場権を得る３位以内を目指していたので無念な気持ちもあったと思いますが、女子８００ｍ入賞は、開智始まって以来の最高成績ですから素晴らしいの一言です。後輩の目標となっていくでしょう。

　小林さんからコメントいただきましたので紹介します。

『まず、県大会で入賞、６位という結果残すことができて、大変嬉しく思います。このような結果を残すことができたのは、今まで指導してくださった先生方や一緒に練習してくれた部活の仲間、いつも応援してくれた友達や家族の支えがあったからです。感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。今まで与えてくださったことの恩返しとして自信を持って伝えることのできる結果を残すことができて本当に良かったです。 　　

今回の県大会の自分のレースを振り返ったときに、課題のラスト150mでの失速を克服することはできず、もう少しラストの150mでスピードを出せたのではないか、と思うところもありましたが、最初から諦めずに可能性のある走りをすることができたので、今持っている自分の力を最大限発揮できだと思います。２日間で3本走るという経験は初めてだったので、正直きつかったし、しんどかったけど、県大会という舞台でこのような経験ができたのは本当に嬉しいし、陸上を続けてきてよかったなと心から思えた、私にとって一生忘れられない思い出となりました。地区大会では悔しい気持ちでいっぱいでしたが、県大会ではやりきった、という明るい気持ちで終わることができて良かったです。』

　周囲への感謝、自分の走りの振り返り、やり切った充実感を語る文面から、陸上を通じた人としての成長が感じられますね。小林さんは今日から駅伝の練習を始めるそうです。さらなる可能性に挑戦する小林さんを心から応援しています。