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初心忘るべからず

3年生森君の校歌伴奏

 

校長講話「初心忘るべからず」

令和7年1月8日(水)

 3学期のスタートです。へび年にちなんで、生徒たちには一皮むけてほしいですね。

 始業式の校歌伴奏は、3年生の前生徒会長、森歩睦(あゆむ)君です。これまで森君については、校長journalで、生徒会長としての卓越したリーダーシップや文化祭で見せた抜群の歌唱力などを紹介してきましたが、今回はピアノです。素晴らしい伴奏でした。本当に彼のマルチなタレントには驚かされます。

 校長講話は、「初心忘るべからず」を取り上げました。これは能の大家、世阿弥の言葉です。世阿弥が言う「初心」とは、現在意味する「最初に抱く決意」とは違って、「己を未熟と思う謙虚な心」のことで、能役者としての数々の試練を乗り越えるための心得として後輩たちに送った言葉です。現代の「初心忘るべからず」もよい教訓ですが、世阿弥の元祖「初心忘るべからず」も600年たった今でも我々の人生訓として通用する言葉であると思ったので、生徒たちに紹介しました。

 3学期はあっという間です。時を大切にして充実した3学期にしてもらいたいと思います。