2学期が終業です
ロッカーの上もきれいに
トイレの床もピカピカに
校長講話
長野さんの表彰
令和4年12月18日(日)
公立高校より1週間ほど早いですが、昨日高等部では2学期の終業式を終え、今日から冬休みです。本校では、成績評定は、年度末に1回行うだけで、学期ごとの通知票を作りませんので、そういった成績処理に要する時間を節約し、その分、学期の終業を早めています。そして、あさってから全学年で冬期講習に突入します。このように自由に学期の日程を設定し、通常の授業と長期休業中の講習をうまく組み合わせ、特徴ある教育課程の中で生徒の学力伸長を図れるというのは私学の強みですね。
終業式前には、大掃除で、写真にあるように、ロッカーの上とか普段掃除できないところまで隅々をきれいにしてくれました。
終業式では、「ファーストペンギン」について話をしました。つい先日まで、日テレで正に「ファーストペンギン」というタイトルの連ドラが放映されていたので、それを見てこの言葉を知ったという生徒も多いかもしれません。
「ファーストペンギン」とは、群れの中で、天敵を恐れず最初に海に飛びこむ勇敢なペンギンを指します。転じて、ビジネス界において、誰もやったことのないことにチャレンジするベンチャー精神の持ち主を、敬意を表して「ファーストペンギン」と呼んでいます。
開智生には、起業家になれという事でなく、日常で何かに新しいことにチャレンジしたいと思ったときは、リスクを恐れず、ファーストペンギンの精神で一歩前に踏み出そうという話をしました。併せて、講話の内容をぶち壊す話ですが、現実のペンギンの世界では、ファーストペンギンは決して勇気があるのでなく、単に後ろのペンギンに突き落とされているだけだというのが実際であるというリアルな話も、雑学を増やす意味で敢えて紹介しました。
終業式の後は、すでに開智では囲碁の達人として有名人になっている2年4組の長野優希さんの表彰と壮行会を行いました。関東高校囲碁選手権の県予選を準優勝で勝ち抜き、1月7日の関東大会出場を決めました。大阪で開催の全国大会につながる闘いですので、是非勝ち抜いて、大阪行きの切符をつかんで欲しいですね。