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AEDの使用方法を学ぶ1年生

令和5年2月18日(土)

 本校では、1年生全員がAEDの使い方を学習します。保健の年間授業計画に「普通救命講習Ⅰ」が組まれていて、講師は、さいたま市消防局の講習を受けて「応急手当普及員」の資格を持った体育の教員が担います。

 全7回の授業により、講義や実技を通じて、止血、やけど処置などの応急手当の方法や、胸骨圧迫・人工呼吸からAED使用に至るまでの心肺蘇生法を学びます。最後の確認テストで良好な成績を取った生徒は、「普通救命講習Ⅰ修了証」を手にすることができます。

 この講習は、開智では15年ほど前から実施しており、過去には、交通事故で意識を失った方に遭遇した時に近くのコンビニからAEDを借りて心肺蘇生を行った生徒がいたとか、またある生徒は自宅で倒れた母親に救急車が到着するまで胸骨圧迫を繰り返して母の命を救ったとかいった話を体育の教員から聞きました。そんなお手柄が今後もあるといいですね。