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教育実習生から感想をいただきました④
令和５年６月１１日（日）
教育実習を終えた実習生から私に届いた感想の四人目です。
〇O.Nさん【物理】（芝浦工業大学工学部）
御校を卒業してから、自分は自身の人間性を高めるべく積極的に様々な活動に関わるように努めていました．そのため，教育実習に参加する前は「いつも通りうまくこなせる，生徒と仲良く授業に望めればそれでよい」と達観しているつもりでした．
しかし，打ち合わせで「教師になること」と「教師であること」には明確な違いがあるとお言葉をいただいたとき，自分がこれから参加する教育実習とはどれほど重要で貴重なものなのかを実感し，同時に強く不安な思いに駆られました．
実習が始まり，科目および学級の指導を担当してくださったM先生は，そんな自分に対して温かい言葉で接してくださり，一つ一つ丁寧に，かつ明るく指導してくださいました．高校生当時にお世話になった先生方にもすれ違うたびに激励を受け，生徒と少しずつ打ち解けていくことができた喜びは生涯忘れることはありません．
朝に弱い自分にはとても辛い3週間でしたが，振り返るととても輝かしく，儚い時間であったと思います．将来，教師になる道を進むとき，この経験は何にも代えがたい武器になることと信じ，感想を結ばせていただきます．
改めまして，大変お世話になった先生方に心からの感謝を申し上げます．
