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時鐘祭生徒感想(その2)

令和3年7月6日(火)

 時鐘祭生徒感想二人目は、2年5組のIさんです。

「昨年11月から時鐘祭実行委員として活動を行ってきたが、初のオンライン開催に際して一から企画を考えることとなり、先が見えない上に実行委員の人数が明らかに少なく、不安を感じていた。企画の話し合いも佳境に入っていた2月頃、友人に「そもそも時鐘祭ってやるの?」と訊かれ拍子抜けした覚えがあるが、確かにその頃は時鐘祭があまりに現実味の無いものだったと思う。 しかし、撮影期間や前日準備で皆んなが一丸となって取り組む姿や当日の楽しそうな表情を見て、それは杞憂に終わった。男女で分かれてしまい、八方塞がりだったクラス企画についても非常に気にかけていたが、完成度はさておき、動画を見たクラスの皆んなが笑顔になってくれたので、HR委員としても編集者としても本当に嬉しかった。 柄にも無く人前に出たり、責任を負ったり、他の生徒の分まで働いたり…と、慣れないことを沢山した。そのせいで疲れて直ぐ寝てしまい、勉強が疎かになるなど自分の時間が奪われる事が多々あったので、全てをやめてしまいたいと思った事が何度もあった。だが、この経験は確実に自分の成長の糧となったし、何より時鐘祭の片付けが終わった後の清々しい気分を思い出すと、やめずに最後まで頑張って良かったと感じた。 来年はどのような開催になるか、また自分が実行委員として参加するかは分からないが、この経験を活かして積極的に関わっていきたいと思う。」