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海外に進学する開智生

KCLに合格した開智生

令和4年2月3日(木)

 今年度の3年生の中に、日本の大学を受験せず、直接海外の大学に進学する生徒がいます。キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)に合格した飯島慶太君です。KCLはロンドン大学加盟校の中で最も規模が大きい大学で、世界大学ランキングでも常に上位に位置する名門です。今日合格の報告に校長室を訪れてくれました。

 飯島君は、小4の時にお父さんと一緒に行ったポールマッカートニーのコンサートがきっかけでビートルズファンになりました。そこからイギリス音楽、映画などのカルチャー全般、さらにはイギリス英語にも関心が広がり、中学時代にはイギリスの大学に進学することを心に決めたとのこと。開智でもその思いはぶれることなく、英語の勉強に磨きをかけ続け、IELTSで高得点を取り見事KCLに合格した努力と信念の男です。職員室の英語の教員にアドバイスを求めたり、昼休みにALTのネイティブの先生とフリートーキングしたりする姿を頻繁に目にしていたので、私も陰ながら応援をしていました。念願が叶って本当にうれしいです。

 飯島君は、特に哲学に興味があり、KCLでは哲学系の授業に参加することをとても楽しみにしているそうです。KCL卒業後はドイツの大学院に進んで哲学の道をさらに深めたいという希望も語ってくれました。飯島君のように高校卒業後は海外の大学を目指している後輩もいますので、今回の飯島君のKCL合格は、そんな後輩たちのよい励みになることと思います。飯島君、おめでとうございます。