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芸術鑑賞会

歌舞伎鑑賞教室のパンフレット

令和4年6月22日(水)

昨日は、2年生対象の芸術鑑賞会に同行し、国立劇場で開催中の「歌舞伎鑑賞教室」に行ってきました。本校の芸術鑑賞会では、去年までは12月に、同じく国立劇場開催の「文楽鑑賞教室」に生徒を連れて行っていましたが、校内の年間行事配置の関係で同行事を6月に移動し、内容も文楽から歌舞伎への変更となりました。

おととし私は本校の芸術鑑賞会で、人生で初めて生の文楽に触れ、文楽の楽しさを満喫しましたので、生徒にその機会がなくなるのは残念でしたが、歌舞伎は文楽よりなじみが深いとはいえ、多くの生徒にとっては初めての歌舞伎鑑賞だと思いますので、とても貴重な経験であることには変わりありません。

昨日の歌舞伎鑑賞教室では、若手俳優の中村玉太郎さんによる解説「歌舞伎のみかた」で、歌舞伎の舞台構成や使われる楽器、芝居上の約束事など、歌舞伎の魅力をお話しいただいた後、剣術の達人とその許嫁(いいなずけ)が織りなす「彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)」という心温まる物語を鑑賞しました。

生徒達には、今回の歌舞伎鑑賞教室をきっかけに、歌舞伎に一層親しみ、歌舞伎の魅力を次世代に伝えられる人になってくれることを期待します。