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保健の発表の授業

環境問題について発表する2年2組の生徒達

令和5年3月2日(木)

 2年2組の保健の授業を訪問し、生徒のグループ発表を見学しました。課題は「環境を考える」です。各グループで具体的な環境問題をテーマに調査し、パワポを使って発表するという内容です。私が見学したグループは、「海洋汚染」「森林破壊」「気候変動」「ゴミ問題」を取り上げていました。他の生徒達は、真面目な態度で聞きながら、評価シートにコメントを書き込んでいました。

 保健は、健康で安全な生活を送るための基本の学習であり、誰もが生きる上で大切な授業だと思いますが、受験科目でないことから、どうしても生徒の主体的な学習態度を導き出すのが難しい科目です。そのため、保健の教科担当の先生は、生徒の興味関心を高めるための授業改善は、他の教科以上に求められるのではないでしょうか?

 そのような中、本校の保健の担当教員は、教材研究をとてもよくやっており、授業内容にも多くの工夫が見られます。本日見学した生徒発表もその一環です。

 保健の授業は、保健体育の若手教員3人で担当していますが、どの先生も熱心で、非常にアイディア豊富な授業を行っていて感心します。彼らの頑張りは、生徒による授業評価にも反映されていて、英数国などの受験科目以上に高い結果が出ています。受験があるなし関係なく、良い授業をやれば生徒はついてくるという証明です。