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開智通信制の卒業式

令和5年3月13日(月)

 先週の土曜日、開智高校通信制の卒業式が行われ、18名の卒業認定を行いました。通信制の校長は、高等部校長の私が兼務しています。とはいえ、通信制では、年間を通じて儀式は卒業式しかないため、この卒業式が、高等部からの転籍者を除けば、生徒達と会う最初で最後の機会となっています。ほとんどが初めて会う面々でしたが、皆いい表情をしていました。自分の進路実現のために積極的に通信への進路変更をした生徒もいますが、多くは、最初に入学した学校で躓き、悩んだ末に開智通信制を選んだ生徒達で、通信制に来てどう生活しているのかいつも心配していましたが、こうして清々しい表情の生徒達を見て、少し安堵しました。

 本校の通信制は、その存在を大々的に広報していないため、大部分が開智学園の系列校からの転籍者で占められていて、他校からの転入生は、今回の卒業生には一人だけでした。

 卒業後の進路は、多くが大学進学を目指していて、今年は、国立大学に合格した生徒も2名いました。受験勉強の面ではハンデがある中ですがよく頑張りました。

  多種多様な進路希望やライフスタイルに沿った進路選択肢の一つとして、通信制はますますその意義が高まっていくものと思います。