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若手教員がんばっています

教頭先生の講義で勉強に励む若手の先生たち

令和5年11月1日(水)

高等部では、近年、教員の定年退職者が増え、世代交代が進んでいます。一方で、若い教員の資質向上が喫緊の課題となっています。そこで、今年度から、若手教員対象の校内研修会を立ち上げ、月1回を基本に、みんなで一緒に学ぶ機会を設けています。研修名は「次世代リーダー研修」とし、正に、高等部の未来をしょってしょって立つ人材育成を目指しています。講師は教頭先生です。

先週、久しぶりに見学しました。その日の研修は、先生方の論理的文章力向上がテーマでした。

教員は、文章を書く機会が多い仕事です。家庭への通知はもちろん、学級通信を頻繁に出している教員もいますし、3年の担任になれば、入試の推薦書や調査書の作成があり、論理性の高い文章力が求められます。

研修では、教頭先生は、本校の国語の授業で使っている「論理エンジン」という教材を使って、授業形式で講義を行いました。私も一緒に授業を受けました。文章の論理的な読解が意外と疎かになっていることに気が付かされ、この歳にして日本語に対する新たな気づきもあり、とても意義ある研修でした。