令和5年12月20日(水)
今年は、前身の埼玉第一高校から通算して、生徒会発足40年目です。そこで、今年の生徒会は、森会長を中心に、40周年としての記念事業を検討し、その実現に取り組んでいます。
昨日、事業の一つである、生徒による人文字の航空写真の撮影が校庭でありました。このことで私を大変驚かせたのは、企画、業者選定・交渉、当日の校庭での全校生徒の統率など、全て生徒会が行ったことです。この事業には、少なからずの予算が絡んでおり、最初のアイディアが生徒から発せられることはあっても、少なくとも業者との対応は教員が前面に出るというのが、私の中の常識でした。ところが、業者とはどんな話がついているのかと教頭先生に聞いても、「生徒がやっているから分からない」という返事。こんな大仕掛けの事業を生徒だけでやってしまう開智生の創造力と行動力、生徒を信頼しきる教員の度量の広さを改めて感心したというよりとにかく驚きました。。
撮影終了後、この事業の中心にいた森会長と話ができました。彼の次の一言に感激しました。「僕はこれができるから開智に来たんです。」
この後、航空写真をデザインしたクリアファイルを作って生徒に配布するそうです。