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イギリス留学中の卒業生の来室

校長室で飯島君(中央)とお父さん(左)と

令和6年1月11日(木)

 2年前に開智を卒業した飯島慶太君が、お父さんと一緒に校長室を訪れてくれました。飯島君は、日本の大学は受験せず、イギリスの名門キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)に進学しました。高校入学時から、イギリスの大学に留学する強い意志を持っていた彼は、3年間よく勉強し見事KCLの合格を勝ち取った生徒です。高校時代は理系でしたが、KCLでは、リベラルアーツを専攻し、主に哲学の勉強に力を入れているとのことです。

 年末に一時帰国し、家族で暮れから年始にかけて金沢に旅行中、今回の能登地震に遭遇してしまいましたが、宿泊していたホテルには多くの外国人旅行者もいたらしく、飯島君が率先して英語で声を掛けて、色々なサポートをしながら彼らの不安解消に一役買ったそうです。

 そんなボランティア精神豊富な飯島君は、留学した当初から、開智生のために役に立ちたいと言ってくれていましたので、留学を考えている生徒達のために、話をしてくれないかとお願いしたところ、快く承諾していただきました。飯島君が次に帰国する7月にそんな機会を設けたいと思っています。ボーダレス社会の今、飯島君のように開智から海外を目指すたくましい人材が一人でも多く育ってくれたらいいなと思っています。