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校長による授業観察

書道で行書の練習

家庭科で計量スプーンの使い方の実習

令和3年6月24日(木)

 開智学園では、各学校の校長は、毎年すべての専任教員の授業を観察し、授業評価を行うことが職務となっています。非常勤講師は評価の対象外ですが、生徒にとっては、専任の授業も非常勤講師の授業もどちらも大切な授業として受けているわけですので、私は、区別なく全教員の授業を観察しています。中でも、芸術や家庭科、体育のような実技科目の授業の参観は私にとって有意義に感じています。座学とは違った生徒の姿を見ることができ、また、生徒自身が実技科目をとても楽しんでいる様子を垣間見ることができるからです。

 書道では、物音ひとつ立たない静寂の中で、精神統一してひたすら書と向かい合っている姿は、とても美しく見えました。家庭科では、計量スプーンの使い方の実習で、摺り切りの練習を楽しそうにやっていました。芸術も家庭科も、感性の育みや生活力の涵養といった教科独自の目的に加え、副次的効果として、講義形式の授業でたまった脳みその疲れの癒しにもなってますね、きっと。