予算折衝の進行を仕切る生徒会会計の２人

会計の２年生竹内花奈さんと１年生玉上周太朗君

令和３年２月４日（木）

昨日の放課後、来年度生徒会予算について関係団体との折衝が行われました。各団体から出された予算申請書に基づき、生徒会幹部から細かい指摘がなされました。生徒会は、各団体の請求品のネット価格を詳細に調べていて、「この品物は、もっと安くネットに出てますよ。もう一度調べ直してください。」、「コールドスプレーは、４つの運動部から請求されています。まとめ買いをすれば、送料もタダになり得になることが分かりましたのでこちらでまとめて買います。」などなど、その指摘が非常に具体的で細かく、もちろん的を射ていて、聞いていた私は唸るばかり。限られた予算を少しでも有効に使って、最大限各団体の希望に沿ってあげたいという生徒会幹部の強い思いが伝わってきます。それが伝わるから、各団体の生徒も協力的な態度を取れるのだと思いました。

予算折衝を取り仕切った生徒会会計担当の二人（２年竹内花奈さん、１年玉上周太朗君）も立派な進行ぶりでした。会議終了後にねぎらうと、竹内さんは「お金の流れが分かると、それぞれの団体の活動の中身が理解でき、全体が見えてくる。だから、各団体に色々正確な情報を提供できるようになるんです。それが会計の仕事のやりがいがあるところです。」、玉上君は「コロナ禍の状況を踏まえた上で、バランスの良いお金の使い方をしていきたい。」とそれぞれ話してくれました。