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タブレットを使った授業

シミュレーションソフトを使って食物連鎖を学ぶ

令和3年2月3日(水)

 昨日、タブレットを使用した生物の授業を見学しました。植物、草食動物、肉食動物の生態系下における食物連鎖を学ぶために、シミュレーションソフトを使った実験を行っていました。植物、草食動物、肉食動物の3種について生育条件の設定をいくつか(初期個体数、寿命、移動範囲、生殖力など)行い、ソフトを開始すると、画面にそれぞれの種を表す3色のドットが現れ、時間の経過とともに3色のドットの量が変化していきます。どれか1色が画面から消えると、その色の種が絶滅したことを意味し実験が終了してしまいます。2人ないし3人一組のグループに1台ずつタブレットが配られました。どのグループもすぐに肉食動物が絶滅してしまい、どの条件設定に誤りがあるのか、わいわいがやがやと話し合いながら条件設定を変更し実験を進めていきました。しばらくすると、植物の生育を旺盛にすることが、最終的に肉食動物の生命維持につながることに気が付き、各グループとも好ましい結果を導き出したようでした。